相続に関するちょっと役立つ話　贈与税申告

■贈与税の申告について

　前回お伝えした年間110万円以上の贈与を受けた場合、行う必要がある暦年課税の贈与税の申告。どうやって申告をすればいいのか、申告しないとどうなるのか等、贈与税の申告に関して様々な疑問が生じる事と思います。今回は、贈与税の申告に関するルール等を少しですが紹介させて頂きます。

　まず贈与税の申告と納税は、原則、財産を贈与した人ではなく、もらった人が、贈与を受けた翌年の2月1日から3月15日までにすることとなっています。
　次に、申告をしないとどうなるのかについて、贈与税の申告漏れは、税務調査で指摘を受ける可能性があります。その場合、本来の税金のほかに、加算税や延滞税がかかってしまいます。

　このように本来贈与税の申告をすべきものを放置したり、誤った考えで申告を行うと、後で余計に税金を支払う必要も出てきます。間違った方法をとらないためにも、その方に合った対策方法を当センターでもご説明させて頂けますので、ぜひともご検討ください。

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