相続に関するちょっと役立つ話　贈与について①

～「贈与」ってどういう事？～

　今回は「贈与」についてのお話です。
「贈与」とは、簡単にいうと、自分の財産を無償で他の人にあげる事です。基本的には生きているときに贈与者（あげる人）が「あげます」と意思表示をし、さらに受贈者（もらう人）が「もらいます」と意思表示をすることで、贈与が成立します。

　例えば、相続税対策として、祖父母が孫の名義の銀行口座を勝手に作り、そこに少しずつ預金を移していたという例もよくありますが、これも、もらう側の孫がそれを知らない時は、贈与にはなりません。贈与では必ず「あげる人」と「もらう人」の両者の意思表示が必要となることを覚えておきましょう。

　次回は贈与に関して注意が必要な「贈与税がかかるケース」について、ご紹介させていただく予定です。

　当センターでは、贈与に関するご相談も初回無料で承っておりますので、お気軽にお問い合せください。

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