新造船竣工式に参列

貴重な瞬間に立ち会えて光栄

漁業を営むお客様が新造船を建造することになり、先日、無事に完成、新造船竣工式にご招待いただきました。このような機会は滅多にないので、とても楽しみにしていました。

事前に社長から、暑い季節なのでノーネクタイ・ノージャケットで、と言われていましたが、新造船竣工式という大切な儀式で粗相があってはいけないので、念には念を入れて車中にはネクタイ・ジャケットを用意し、他の参列者の方たちの様子を見て、どちらにも対応できるようにしていきましたが、大半の方がノーネクタイ・ノージャケットだったので私もそれにならうことにしました。

神事そして餅撒きに参加

定刻となり、お清めをしてから新造船に乗り込みます。ここで、一般人と水夫の方との違いがはっきりと出ます。

乗船順としては、水夫の方が先だったのですが、(当たり前ですが)皆さん苦も無く乗り込んでいます。いざ、私が乗り込む段になって、岸壁と船との間が思ったよりも広く、そして、高低差も思ったよりもあることに気が付き、さすが水夫の方はプロだなと思いました。私の一瞬の戸惑いを察知したわけではないでしょうが、水夫の方から「ここら辺の方が良いよ」と案内してもらい、一安心しました。

神事も厳かに進み、気が付くと岸壁には人だかりが。皆さん、餅撒きを楽しみに集まったようです。今回は餅撒きの「拾う側」ではなく、「撒く側」を体験させていただきましたが、わずかな時間だったと思いますが、せっせと撒かないといけないので全身汗だくになりました(笑)。

お待ちかねの初出航から鏡開き

餅撒きで一汗流したあとは、お待ちかねの初出航。漁船に乗ったのは初めてだったのですが、流石は新造船。エンジンがかかっても想像以上に静かで、そして速い。

漁船なので、船内にくつろいで座っているような場所は当然ないので、参列者の皆さん立っているのですが、内海ということもあるのでしょうが、ほとんど揺れませんでした。心地よい風を浴びている内に、あっという間にお披露目航行は終了しました。

最後に恒例の鏡開き。新型コロナ対策のため、鏡開き後の飲食等は自粛されていましたが、とても素晴らしい新造船竣工式でした。

この度は貴重な瞬間に参列させていただき、誠にありがとうございました。新造船での大漁と安全を祈念申し上げます。

 
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