その他贈与

　贈与税とは、個人から現金や不動産など価値のあるものをもらったときにかかる税金です。実際の価値よりも著しく低額で財産を譲り受けたり、債務を免除してもらったりしたときにも贈与税はかかります。一方で、扶養義務者からもらう生活費や教育費、その他香典、歳暮、お見舞いなど社会通念上相当と認められるものは贈与税がかかりません。贈与税は比較的課税額が高くなる傾向にありますので、注意が必要です。

　また、贈与についてよくご相談いただく内容として生前贈与があります。生前贈与とは、被相続人が死亡する前に自分の財産を人に分け与える行為です。これによって、相続税を節税することができる場合がありますが、生前贈与の場合は相続税の代わりに税率が高い贈与税がかかりますので、さまざまな特例を上手に活用しながら行うこととなります。相続税として納税した方が良いか？贈与をした方が良いのかは、難しい判断となります。

　贈与税、生前贈与のことでわからないことがございましたら、お気軽にご相談ください。