代表者挨拶

　1984年の池田六太郎税理士事務所開業から2006年の伊勢総合税理士法人への組織変更を経て、32年目を迎える2015年4月1日をもって代表社員・所長に就任させて頂くことになりました。これもひとえに多くのお客様からのご支援、そして何よりも勤勉で優秀な伊勢総合税理士法人のスタッフ全員の尽力の賜物と心より感謝申し上げます。

　私共が関わらせて頂く全てのお客様の成長発展・繁栄のため、また、伊勢総合税理士法人のスタッフとその家族の人生が幸せなものとなるため、若輩な身ですが誠心誠意努力いたす所存です。何卒、先代同様のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

　かつて、「会社の寿命は30年」と言われましたが、近年において倒産企業の平均寿命の実態はそれよりも短いとの調査結果も報告されています。これは、いかなる産業・商品・サービスにも、導入期・成長期・成熟期・衰退期からなる成長曲線というものがあり、いつまでも事業内容を転換できない企業が産業的・商品的・サービス的な寿命を迎えるのだと理解しています。

　世の中には様々な産業・業種がありますが、一言でいえば全ての企業は「環境適応業」です。変えてはいけない普遍的・本質的なものは守りつつ、時代の変化に対して企業の業態を柔軟に変化させていかなければなりません。その際、現在取り組んでいない分野に進出しなければならない事もあるでしょう。しかし、人・物・金を短期間では調達・確保できないために、今日計画してすぐにできるものではありません。

　そこで、数年先の世の中を見通して今やるべき手を打っていく必要があるのです。これを「戦略的な」経営と言います。お客様が将来に渡って成長発展・繁栄していくために、微力ながら全力で「戦略的な」経営のお手伝いをしたいと考えております。

代表社員・所長　税理士・行政書士　小野内亮晴
2015年4月1日